先に結論
Home AssistantにOllamaを会話エージェントとして登録すると、PC内で動くAIに家の機器について質問できます。操作まで任せる機能は実験的なので、最初は無効のままにし、使う場合も対応モデルと公開する機器を絞って試します。
「リビングの照明をつけて」と、家電にいつもの言葉で頼みたい。Home AssistantとOllamaをつなぐと、PCに住まわせたAIを家の会話窓口として使えます。まずは機器の状態を質問するだけで試し、操作は安全を確かめてから有効にしましょう。
先に知っておきたい条件
- Home AssistantとOllamaサーバーが起動していること。OllamaはHome Assistantからネットワーク経由で到達できる必要があります。
- 家電はHome Assistantに登録済みであること。まだの場合、先に通常のHome Assistant連携で操作できるか確かめます。
- AIモデルに家電操作をさせるなら、Home Assistant公式が案内する「ツール呼び出し」に対応したモデルが必要です。
1. Ollamaの接続先を確認する
Home AssistantとOllamaが同じコンピューターで、同じネットワーク領域から動いている場合の接続先の例は `http://localhost:11434` です。Dockerなどで別のネットワーク領域に分かれている場合や、別PCで動いている場合は、Home Assistantから到達できるOllamaサーバーのアドレスを使います。`localhost` は接続元自身を指すため、別PCのOllamaにはつながりません。
2. Home AssistantにOllamaを追加する
- 1Home Assistantで「設定」→「デバイスとサービス」を開きます。
- 2「統合を追加」を押し、一覧から「Ollama」を選びます。
- 3Ollamaの接続先を入力します。認証を設定していないサーバーではAPIキーは任意です。
- 4使うモデルを選びます。まだPCにないモデルは、セットアップ時にダウンロードされる場合があります。
- 5設定が終わったら、会話エージェントのテスト画面から「家に登録した照明の名前を教えて」など、状態を尋ねる質問をします。
3. まずは質問だけで試す
最初は「操作を許可しない」設定のまま、登録機器の状態を尋ねます。返事が違う場合は、Home Assistant上で機器名や部屋(エリア)が分かりやすく設定されているか見直します。AIの説明が合っているか、実際の機器画面でも確認してください。
家電操作も任せたい場合
Ollama統合のオプションでHome Assistantの操作を許可できます。ただし公式説明でも実験的な機能とされ、モデルが誤ることがあります。許可する機器は必要最小限にし、まずは影響の小さい照明など1つだけを公開して試します。Home Assistant公式は、実験時に公開する機器を25個未満にすることを勧めています。鍵・暖房・調理機器など、誤操作が危険につながるものは公開しないでください。
クラウドAIと何が違う?
クラウドAIなら高性能なモデルを手軽に使いやすい一方、設定によって質問や家の機器情報がクラウド側で処理されます。OllamaをPC内で動かす構成なら、会話モデルを家のPCに住まわせて、ネット接続なしでも会話できる形にできます。その代わり、PCの性能や起動状態、モデルの更新は自分で管理します。家電操作の許可範囲も自分で決めます。
- 暮らし・趣味編集部イチオシ
対応する家電を、ひとつの画面でまとめて操作する
Home Assistant
こんな人に → スマート家電を複数のメーカーで買ってしまった人
無料日本語OKLinuxブラウザiPhone9.1万★★★設定が多い9/18確認 - AI・チャット編集部イチオシ
自分のパソコンで、AIに質問や文章の整理を頼む
Ollama
こんな人に → 社内資料をAIに投げたいが、外部サービスに出せない人
無料日本語は一部WindowsMacLinux18万★★★準備少なめ9/18確認
QOllamaを入れれば、家電を勝手に操作しますか?
Aいいえ。Home AssistantにOllama統合を追加し、さらに機器操作を許可する設定が必要です。最初は操作を許可せず質問だけで試してください。
Q別のPCにOllamaを入れても使えますか?
A使えますが、Home AssistantからそのPCのOllamaサーバーへ接続できる必要があります。接続先にlocalhostではなく、到達可能なアドレスを指定します。外部公開は避けてください。
QどんなOllamaモデルでも機器を操作できますか?
Aいいえ。Home Assistantの操作を許可する場合は、ツール呼び出しに対応するモデルが必要です。対応していても誤ることがあるので、公開する機器を絞って確認します。
Qこの設定だけで音声操作できますか?
Aいいえ。音声認識と読み上げ、マイクなどは別に設定します。まずHome Assistantの会話画面で文字によるやり取りを確認してください。
公式情報(2026年10月7日確認)
Home Assistant公式:Ollama統合
接続先の設定、モデル選択、操作許可の説明
設定画面と、機器操作が実験的であることを確認しました。
紹介先:home-assistant.io(別のタブで開きます)
Home Assistant公式:AssistのAI会話機能
ローカルAIとクラウドAI、音声設定との関係
AI会話と音声認識・読み上げは別設定であることを確認しました。
紹介先:home-assistant.io(別のタブで開きます)
Ollama公式:モデル一覧
PC内で動かすモデルと、ツール対応の確認先
モデルの種類と必要なPC性能は選ぶモデルによって異なるためです。
紹介先:ollama.com(別のタブで開きます)
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