Cloudflare Web Analyticsの使い方|実際の表示速度を確かめる
Cloudflare PagesでWeb Analyticsを有効にし、ページ閲覧と実際の表示速度を確認する手順を紹介。UmamiやSearch Consoleとの違いも整理します。
ツールみっけ! 編集部2026年10月22日 更新約6分で読めます
先に結論
Cloudflare Pages上のサイトで表示速度とCore Web Vitalsを手軽に確認したいなら、Cloudflare Web Analyticsが候補です。Pagesはダッシュボードから有効にでき、次のデプロイ後に計測が始まります。
自分のパソコンでは速いサイトでも、スマートフォンや別の地域では読み込みに時間がかかることがあります。Cloudflare Web Analyticsは、訪問者のブラウザーから集めた表示時間やCore Web Vitalsを確認する無料の解析機能です。Cloudflare Pagesに公開したサイトなら、管理画面から有効にする手順を紹介します。
手順1:Cloudflare Pagesで有効にする
1Cloudflareダッシュボードでプロジェクトを選ぶ
Cloudflareにログインし、「Workers & Pages」から対象のPagesプロジェクトを開きます。ここでは公開中のプロジェクトに計測を追加します。
2MetricsからWeb Analyticsを有効にする
プロジェクトの「Metrics」を開き、「Web Analytics」のEnableを選択します。Cloudflare Pagesでは、次のデプロイ時に計測用JavaScriptが自動で追加されます。DNS設定を変更する手順ではありません。
3次のデプロイ後に公開サイトを確認する
サイトをデプロイし、実際の公開URLを開きます。CloudflareのWeb Analytics一覧で対象サイトの表示が始まるか確認してください。公式案内では、データが表示されるまで数分かかる場合があります。
4ページ速度の項目を開く
対象サイトのダッシュボードで「Page load time」や「Core Web Vitals」を開きます。URLやブラウザーなどで絞り込み、遅いページ・端末に偏りがないか見ます。
Cloudflare Pages以外のサイトに設置する場合
Cloudflareをプロキシに使っていないサイトでも、Cloudflare Web Analyticsの「Add a site」からホスト名を登録し、表示されたJavaScript snippetをHTMLのbody終了タグ付近へ設置できます。CSP(Content Security Policy)を設定しているサイトでは、計測スクリプトの読み込み先が許可されているかも確認してください。Pagesのワンクリック設定と手動設置の手順を混ぜないようにします。
測定値を見て、次の修正を一つ決める
1遅いページを開く
サイト全体の平均だけでなく、ページURLで絞ります。商品一覧だけ遅いのか、記事だけ遅いのかを分けると、原因を探しやすくなります。
2Core Web Vitalsのどの項目か見る
LCPは主な内容の表示、INPは操作への反応、CLSは表示中のレイアウト移動の目安です。たとえば画像の表示でLCPが遅いなら、その画像の容量や読み込み方法を先に点検します。
3修正を一つ行い、同じページを再確認
画像圧縮や不要なスクリプトの削除など一つだけ変更し、数日後に同じURLの値を見比べます。訪問者数が少ないと値が安定しにくいため、数件の結果だけで断定しません。
| 方法 | 完成後に見えるもの | 費用・保守 |
|---|---|---|
| Cloudflare Web Analytics | 実訪問者のページ閲覧、ページ読み込み時間、Core Web Vitals。 | 公式案内で無料。Cloudflare Pagesなら設定後のデプロイが必要。データはCloudflareのダッシュボードで確認。 |
| Umami | ページ別閲覧、参照元、設定したボタン等のイベント。 | Cloud Hobbyは無料枠あり。セルフホストならサーバー・DB・更新・バックアップを運営者が担当。 |
| Claude/Codexで計測画面を自作 | 組織独自の指標や社内画面、独自の保存形式。 | 作成時のAI利用料に加え、収集スクリプト・保存先・サーバー・集計の開発と継続保守が必要。 |
ClaudeやCodexに相談して計測プログラムを作る場合、出来上がるのは自社の基準に合わせたコードや画面です。すぐ使える指標一覧や、ブラウザーごとの実測データが最初から集まっているわけではありません。データを保存する場所、アクセス権、異常時の通知、ブラウザー更新への対応を作り、維持する必要があります。Cloudflare Web Analyticsなら標準の速度指標をすぐ見られますが、独自の指標を自由に足す用途には向きません。
Search ConsoleやUmamiと混同しない
| 知りたい質問 | 確認先 | 結果の例 |
|---|---|---|
| Google検索で何回表示・クリックされた? | Google Search Console | 検索語句、検索結果の表示・クリック数。 |
| 訪問者はどの記事を読み、どのリンクを押した? | Umami | ページビュー、参照元、名前を付けたイベント。 |
| ページは訪問者の端末で速く表示された? | Cloudflare Web Analytics | ページ読み込み時間、LCP・INP・CLS。 |
公式情報(2026年10月22日確認)
Cloudflare Web Analyticsの概要
無料のWeb Analytics、収集内容、実利用データの説明
ページ閲覧と表示体験の計測範囲を確認できます。
紹介先:developers.cloudflare.com(別のタブで開きます)
Cloudflare Pagesで有効にする
PagesプロジェクトのMetricsから有効にする手順
設定後のデプロイでスクリプトが追加される条件を確認できます。
紹介先:developers.cloudflare.com(別のタブで開きます)
Cloudflare Core Web Vitals
LCP・INP・CLSの表示、フィルター、デバッグ情報
実測値からどのページの何を改善するか考えるための公式説明です。
紹介先:developers.cloudflare.com(別のタブで開きます)
Umami
ページ閲覧や名前付きイベントを確認できるアクセス解析
表示速度より、どのページやリンク行動が多いかを知りたい場合の比較先です。
紹介先:umami.is(別のタブで開きます)
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