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Syncthingの使い方|Windowsパソコン2台でフォルダーを同期する

2台のWindowsパソコンをつなぎ、選んだフォルダーだけを同期する手順を紹介。削除も伝わること、初期設定では変更前の版が残らないことも説明します。

ツールみっけ! 編集部2026年10月3日 更新約6分で読めます

先に結論

Syncthingを両方のWindowsパソコンで起動し、機器を登録して共有フォルダーを選べばファイルを同期できます。ただし削除や変更も伝わり、初期設定では変更前の版が保存されません。同期とは別のバックアップを用意してください。

家のパソコンと持ち歩くパソコンで、同じファイルを使いたい。Syncthing(シンクシング)を使うと、自分の機器どうしで選んだフォルダーを同期できます。まず空のテスト用フォルダーで試しましょう。

最初に知っておくこと

  • ファイルを預かるクラウドストレージではなく、自分が登録した機器どうしでデータを同期します。
  • 2台ともSyncthingが動いている間に同期します。片方が電源オフなら、次に動いたときに同期します。
  • 片方で変更・名前変更・削除をすると、その結果ももう片方に伝わります。同期だけではバックアップになりません。
  • 直接つながらないときは公開リレーを経由する場合があります。データ通信は暗号化されます。

1. 両方のパソコンに入れる

公式ダウンロードページを開き、Windowsの案内からインストールします。通常のWindowsパソコンならIntel/AMD 64-bitの案内が対象です。公式サイトから案内されるWindows向けセットアップは、Windows用のコミュニティ統合版です。配布元と案内内容を確認して入れてください。

Syncthingを両方で起動します。ブラウザーに管理画面が開きます。開かない場合は、アドレス欄に http://localhost:8384/ と入力します。この画面はそのパソコン内の管理画面です。

2. まず空のフォルダーを作る

エクスプローラーで、たとえば「Syncthingお試し」という新しいフォルダーを作ります。最初から「ドキュメント」や仕事のフォルダー全体を共有するのは避けます。中身が少なく、間違えても困らない場所で練習します。

3. 2台をお互いに登録する

1台目の管理画面で「リモートデバイスを追加」を選び、画面に表示されるもう一方の機器IDを入力します。次に2台目でも追加を選び、1台目の機器IDを登録します。相手側に確認画面が出たら、表示された機器名が自分のパソコンか確かめてから承認します。IDは接続先を示すもので、パスワードではありません。知らない相手からの申請は承認しないでください。

4. テストフォルダーを相手に共有する

1台目で「フォルダーを追加」を選び、さきほど作ったフォルダーを選択します。「共有」欄で2台目にチェックを入れて保存します。2台目に共有の確認が出たら、保存場所を確かめて追加します。パソコンごとに保存先の場所が違ってもかまいません。

5. 小さなファイルで動作を確かめる

1台目のテストフォルダーに「同期テスト.txt」を作り、短い文章を入れます。2台目にも同じファイルが現れるか確認します。表示まで少し時間がかかることがあります。届いたら、2台目から作った別のテストファイルも1台目に戻るか試します。確認後、テスト用のファイルだけを削除します。

Syncthing

複数のパソコンにあるファイルを、同じ内容にそろえる

同期の設定項目と注意点を確認できます。

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Qクラウドをまったく通りませんか?

Aファイルを保管するクラウドサービスは使いません。ただし、機器同士が直接通信できない場合は公開リレーを使うことがあります。リレーは暗号化された通信を中継し、ファイルの中身は読めません。

Q2台が同じWi-Fiにつながっている必要がありますか?

A必ずしも同じWi-Fiである必要はありません。接続できるかはネットワーク設定などで変わります。最初は同じ家庭内ネットワークで少量のファイルを試してください。

Qパソコンが閉じている間も同期しますか?

Aしません。受け取る側のSyncthingが動き出したあとに同期します。

Q仕事のフォルダーにも使えますか?

A使う前に職場の情報管理ルールを確認してください。機密情報や個人情報を、管理者の許可なく個人の機器と同期してはいけません。

公式情報・確認日:2026年10月3日

知っておきたい

Syncthing公式:はじめ方

機器の登録、フォルダー共有、最初の同期

記事の基本手順と初期画面の動作を確認しました。

紹介先:docs.syncthing.net(別のタブで開きます)

知っておきたい

Syncthing公式:ダウンロード

Windowsを含む配布物とWindows向け案内

Windows版とコミュニティ統合版の案内を確認しました。

紹介先:syncthing.net(別のタブで開きます)

知っておきたい

Syncthing公式:ファイルの版管理

変更前ファイルを残す設定

版管理が初期状態では無効で、受信した変更に適用される点を確認しました。

紹介先:docs.syncthing.net(別のタブで開きます)

知っておきたい

Syncthing公式:中継リレー

直接接続できないときの中継

リレーを使う場合があり、通信が暗号化される点を確認しました。

紹介先:docs.syncthing.net(別のタブで開きます)

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