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MCP Inspectorの使い方|MCPサーバーの道具を接続して試す

MCP Inspectorで自作MCPサーバーを起動し、公開される道具・入力欄・応答を実画面で確かめる手順。Node.jsの条件と秘密情報の注意も解説。

ツールみっけ! 編集部2026年10月21日 更新約6分で読めます

先に結論

MCP Inspectorは、MCPサーバーが公開する道具や入力項目、応答をAIエージェントへ接続する前に試せる開発者向けツールです。実際に操作できる道具もあるため、最初は一覧確認から始め、作用が分からない処理は呼び出さないでください。

AIにファイル検索や社内ツールを使わせたい。MCPサーバーを設定する前に「どんな道具が見えるのか」「入力は何か」を確認したい。そんなときに使うのがMCP Inspectorです。AIに接続する前に、人が画面やコマンドでサーバーの機能を確かめられます。

使う前にNode.jsを確認する

  1. 1Node.jsのバージョンを確認

    公式の現行Quickstartが示す必要条件はNode.js 22.19.0以上です。PowerShellで確認し、古い場合は公式配布元から更新して、新しく開いたターミナルで再確認します。

    この手順で使う入力例

    node --version
  2. 2対象のMCPサーバーを起動できる状態にする

    サーバーのREADMEを読み、必要なパッケージの準備やビルドを済ませます。起動コマンドの例は node build/index.js です。実際には対象サーバーの説明にあるコマンドと引数へ置き換えてください。

  3. 3Inspectorを開く

    MCPサーバーのプロジェクトフォルダーで実行します。初回はパッケージを取得するためネット接続が必要です。

    この手順で使う入力例

    npx @modelcontextprotocol/inspector node build/index.js
  4. 4ブラウザーの画面で接続を確認

    ターミナルに表示されたローカルURLを開きます。Inspectorがサーバーへ接続できると、道具の一覧や詳細を確認する画面が表示されます。コマンドが異なるサーバーでは、起動引数や作業フォルダーもREADMEどおりに指定します。

  5. 5まず道具の一覧と入力項目を見る

    Toolsを開き、道具の名前・説明・必須入力欄を確認します。次に、読み取り専用で影響の小さい道具を一つだけ選び、公開データなど安全なテスト値で実行します。返ってきた内容が想定どおりか、エラーが出た場合はInspectorのログも確認します。

  6. 6接続を終えて画面を閉じる

    試験が終わったらInspectorとMCPサーバーのターミナルを終了します。実際のAIアプリに接続するときは、確認したコマンド・環境変数・必要な権限だけを登録します。

たとえば社内ファイル検索サーバーを試す

自分で作ったファイル検索サーバーが、検索語を受け取る道具を公開したとします。Inspectorでその名前と入力欄を見て、テスト用フォルダーから「手順書」という語を検索します。返答にファイル名と抜粋が出るかを確認すれば、AIに設定する前に「道具の説明が分かるか」「必要な引数が揃っているか」を切り分けられます。実際の利用者データや本番フォルダーは使わず、テスト用のコピーで試します。

Inspectorで確認できること・できないこと

確認できることそれだけでは確認できないこと
接続・初期応答・サーバーが公開する道具や入力欄AIが毎回正しく道具を選ぶか、業務として望む答えになるか
選んだ道具のテスト入力と返答、エラーの手掛かり本番データでの権限や運用安全性。環境ごとの試験が別途必要
MCPサーバーの基本的な応答モデル本体を動かすこと。利用するAIエージェントやモデル契約は別
2026年10月20日にMCP公式QuickstartとInspectorの案内を確認。

費用とデータの注意点

Inspectorは公開パッケージをnpxで起動でき、利用料の記載はありません。Node.jsとテスト対象のMCPサーバーが必要で、サーバーが外部APIを呼ぶならその利用料やサーバー代は別です。AIのプラン・利用枠もInspectorには含まれません。ClaudeやCodexにテストコードを作らせる場合は、作成時のAI契約またはAPI費用と、作ったコードを動かす環境・接続先APIの費用をそれぞれ見積もります。

AIにテストプログラムを作ってもらう方法と比べる

方法できあがるもの・操作感費用・保守
MCP Inspector画面で道具の一覧・入力欄を見て、その場で一件呼び出した結果やエラーを確かめる。試験結果は主にその場の確認。Inspector自体に利用料の記載なし。Node.js、MCPサーバー、接続先APIやサーバー費が別。手動確認は人が行う。
Claude/Codexでテストコードを自作入力例と期待結果を保存した自動テストを作れる。繰り返し実行やCIでの回帰確認にもつなげられる。作成時のAI契約/API、実行環境と接続先APIが別。サーバー仕様変更に合わせたテスト・コードの修正を保守する。
MCPサーバーが正しくつながるか確かめたときに、残る成果物を比べます。

初回に「サーバーが起動するか」「どんな入力が必要か」を人が理解するならInspectorが手早いです。同じ入力で何度も試したり、変更のたびに自動確認したりするなら、Claude/Codexにテストプログラムを作ってもらい、実行結果を記録する方法が向きます。実務ではInspectorで道具の動きを確認してから、必要なテストだけコードに残す組み合わせもできます。どちらでも、破壊的操作・外部送信を含む道具は安全なテストデータで確認してください。

公式情報と関連記事

知っておきたい

MCP Inspector公式Quickstart

Node.jsの必要条件、起動方法、画面・CLI・TUIの使い分け

実行コマンドや対応バージョンが変わる可能性があるため、導入前に再確認できます。

紹介先:modelcontextprotocol.io(別のタブで開きます)

知っておきたい

MCP Inspectorのサーバー接続ガイド

ローカル起動コマンドやHTTP接続先、設定ファイルの指定

対象サーバーの種類に合わせて、接続方法を確認できます。

紹介先:github.com(別のタブで開きます)

一緒に使うと便利

RepomixでコードをAI向けにまとめる

プロジェクトのファイルを絞って、相談用ファイルを生成

MCPの接続を試すInspectorとは異なり、AIに読ませるコードの準備に使います。

紹介先:toolmikke.com(別のタブで開きます)

知っておきたい

MCPサーバーの一覧

AIアプリへ外部の道具を接続する仕組み

Inspectorでテストする対象のMCPサーバーが何をするものか確認できます。

紹介先:toolmikke.com(別のタブで開きます)

知っておきたい

Claudeのプラン

現行プラン・利用上限・Claude Codeの対象

テストコードを作るときのAI利用費用と上限を確認できます。

紹介先:claude.com(別のタブで開きます)

知っておきたい

ChatGPTの料金とCodex利用条件

現行プランとCodexの利用枠

作成時のAI利用費用と、テストコードを動かす費用を分けて考えるための公式情報です。

紹介先:chatgpt.com(別のタブで開きます)

TOOLS

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