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OCRmyPDFの回転と傾き補正|rotate-pagesとdeskewを使い分ける

横倒し・逆さの向きにはrotate-pages、少し斜めに読み取ったページにはdeskewを使います。原本を残し、日本語の言語データを用意して別名へ出力し、ページの見た目と検索結果を確かめます。

ツールみっけ! 編集部2026年11月4日 更新約5分で読めます

先に結論

横倒し・逆さの向きにはrotate-pages、少し斜めに読み取ったページにはdeskewを使います。原本を残し、日本語の言語データを用意して別名へ出力し、ページの見た目と検索結果を確かめます。

横倒し・逆さの向きにはrotate-pages、少し斜めに読み取ったページにはdeskewを使います。原本を残し、日本語の言語データを用意して別名へ出力し、ページの見た目と検索結果を確かめます。

  1. 1問題を見分ける

    横倒しや逆さなのか、文字の行がわずかに傾いているのかを元PDFで確認します。向きと傾きは同じ補正ではありません。写真の歪みや曲がった本の綴じ目がすべて直るとも考えません。

  2. 2導入済み環境と言語を確認する

    公式のOS別導入手順でTesseractなど必要な構成を確認します。日本語ならjpnの言語データも必要です。既存の導入ガイドを先に読み、実行環境に合う手順を選びます。

  3. 3コピーを少ないページで試す

    重要な原本を保管し、機密情報を含まない練習用のPDFを別名で用意します。出力名は元と分け、どの設定で作ったものかを残します。

  4. 4向きと傾きを別の設定で処理する

    横倒しにはocrmypdf -l jpn --rotate-pages input.pdf rotated.pdf、わずかな傾きにはocrmypdf -l jpn --deskew input.pdf deskewed.pdfという例があります。ファイル名と保存場所を自分の練習データへ合わせます。

  5. 5見た目と文字を確認する

    出力を閲覧ソフトで開き、向き、文字の欠け、ページ数を比較します。語句検索やコピーを試し、名前・数字の誤認識も点検します。実行終了の表示だけで確認を終えません。

回転判定を強くすればよいわけではない

rotate-pagesの判定しきい値を下げると回転が増える一方、誤判定も増えると公式は説明しています。回転しなかったページを見て、まず元の向きと文字量を確認し、全ページへ強い設定をむやみに適用しません。

画像処理後は見た目も確認する

公式は画像処理によって望む情報が消える可能性や、ページの画像化で品質を失う場合を説明しています。背景除去や最終クリーンアップなどを、必要性を確かめず一度に追加しないようにします。原本と出力を見比べて判断します。

クラウドやAIとの選び方

OCRmyPDFはWindows・macOS・Linuxで公式の構成条件を確認して使うOSSです。このローカル処理のための追加AI APIは不要ですが、導入の準備と処理時間はかかります。アップロード型サービスを使う場合には、資料の保存・利用条件と費用を別に確認します。

費用と自動化の判断

紹介する基本機能は本体無償で利用できます。PC、保存容量、処理時間は必要です。追加購入や月額契約を前提にせず、少数のコピーで試します。Claude/Codexで繰り返し処理を作るなら、入力形式・保存先・失敗通知・出力確認の設計と保守が必要です。一度の作業なら既存機能から始める方法があります。外部AIへPDFを渡す場合は、送信する内容と提供先の取扱いを別に確認します。

公式資料と関連ソフト(通常リンク)

知っておきたい

OCRmyPDF公式:回転・傾き補正

機能・条件の一次資料

実行前に機能と制約を確認するため。

紹介先:ocrmypdf.readthedocs.io(別のタブで開きます)

知っておきたい

OCRmyPDF公式:OS別の導入条件

機能・条件の一次資料

実行前に機能と制約を確認するため。

紹介先:ocrmypdf.readthedocs.io(別のタブで開きます)

知っておきたい

OCRmyPDF公式リポジトリ

機能・条件の一次資料

実行前に機能と制約を確認するため。

紹介先:github.com(別のタブで開きます)

一緒に使うと便利

PDFsam Basic

PDFのページ構成を整える無償ソフト

OCRの補正後に、既存しおりの章単位で配るファイルを分けたい場合の候補。文字認識の代替ではありません。

本体無償。PCと保存容量は別サービス内容・利用条件を見る ↗

紹介先:pdfsam.org(別のタブで開きます)

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